１０月２５日は、愛媛県大洲市の喜多小学校で歌ってきました♪

参観日、保護者の方々も多く、嬉しい開演。

小学校では恒例の「石ころ」を歌うときの質問。たくさんの手があがります。

一緒に歌い、そして手話もして、

あっという間の６０分。

児童代表のお二人からお礼の言葉と花束をいただきました。

一期一会のコンサート。

学校でのコンサートは、特に、それを感じます。

みんなの心の中の金子みすゞに出合うお手伝い。

児童たちのたくさんの笑顔、私の宝物です♪

１０月２３日、浄土真宗本願寺派山口教区主催により、「受け継がれるお念仏の心広がるご縁」として、祖父のビデオ上映、母の講演、そしてちひろコンサートの３本立てを開催していただきました。

祖父の東昇（ひがしのぼる）。

祖父が日本第一号の電子顕微鏡を完成させた時の写真も。第一号はこんなに大きなサイズ。

そして母の講演。祖父にそっくりになってきました。

最後にコンサート。

主催者から花束もいただき、

幼稚園の恩師からも。とても想い出深い、大好きな先生。今もずっと応援してくださって、本当に嬉しいです。

２人揃ってのステージは、有難いご縁でした。

祖父は、ノーベル賞候補にまで選ばれた時もあった科学者でありながら、念仏者として往生しました。

そこには、祖父の母親のお念仏の心があり、そして科学を追及すればするほど、人間にとって本当に大切な視点は何か、科学の在り方に警鐘を鳴らした、１人の人間として生きた姿があります。

金子みすゞさんの詩の中で、個人的に一番好きな詩が「空いろの花」なんですが、その詩は、女の子がお空をずっとずっと見つめていたら、空いろの花になったお話で、

「どんなにえらい博士より、ほんとの空を知っていよ」

という言葉が出てきます。

祖父は、博士でありながら、研究室で研究する「空」ではなく、ほんとのこの世の「空」を見つめていた人間だったと思います。

この詩に出合った時、祖父のことを想い浮かべたわけではありませんでした。

自分の心に響く詩として、大好きな詩。ずっと自分の音楽を見つめていきなさい、とみすゞさんに言ってもらえたような感覚を覚えた詩。

でもそれが、今改めて、祖父の大切にしていた心に繋がるものを感じます。

自分では気づかない心のどこかに、受け継いできた心が繋がっている。

それは、みんながそうだと思います。

自分の中に宿っている、たくさんのたくさんの命の一粒一粒。

それをまた、出遇う方々と分かち合っていきたい。

おじいちゃん、おばあちゃん、有り難う。

そして、両親に、感謝です。

この貴重な機会を与えていただき、主催関係者の皆さまに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。有り難うございました。

福島から帰っての次のコンサートは、山口県山陽小野田市の小野田小学校でした。

高校時代の同級生が地域活動を行っている団体主催による企画で、これまた嬉しい繋がりでした。

ピアノ弾き語りは見入ってくれる児童も。

質問で保護者席からも手があがると、子供たちは興味津々。

「ふるさと」を一緒に歌ったあと、「君をのせて」を歌うと、自然に大合唱に。かなり盛り上がった瞬間でした。「君をのせて」の歌は、世代を超えて大人気。すごい名曲です。

金子みすゞさんの詩も、負けていません(笑)「私と小鳥と鈴と」の手話もみんなでヽ(^o^)丿

写真を撮る関係者も思わずステージから撮られていたんですね♪

児童代表から花束とお礼の言葉をいただきました。

終演後は、控室のお部屋に近くのクラスの児童たちがどっと押し寄せてくれて(笑)

並んで握手を待ってくれる姿が本当にかわいい。

学校生活の思い出の一つになってくれるといいなぁ。

この日を企画してくれた同級生も、日頃たくさんのイベントなどを開催して、地域のために動いている。また、その一環としてコンサートで繋がると嬉しいです。

楽しい、嬉しい、一日でした。有り難うございました！！

１０月の福島県３ヶ所目のコンサートは、郡山市にあります特別養護老人ホーム「みほた」さんで開催していただいたコンサートでした。以前からご縁のあるＯ夫妻のお母様が入所されておられ、その日頃の感謝からこのコンサートを企画されました。有難いことです。

題して「みほたさんありがとう！ちひろコンサートin郡山～ハルヨ９７ハッピーライフ」

みほた入所者最高齢、９７歳になられるハルヨさん、一番前でハイビスカスのお花を髪飾りにして、聴いてくださっています。

最初の「星とたんぽぽ」から号泣される方もおられて、コンサートの雰囲気にとても感激されておられる様子でした。

手で拍手をすることが出来ない方々も多いため、黄色いハンカチが用意され、拍手の代わりにそれを片手で振ってくださる。それがとっても綺麗な光景で、感激しました！

童謡メドレーを一緒に歌った時は、とても懐かしい気持ちが込み上げてこられるのでしょう、涙を流される方が多かったです。

「明るいほうへ」はかなり盛り上がり、黄色いハンカチぶんぶん！(笑)

私もノリノリ＼(^o^)／

みほたさんからも花束をいただき、

Ｏ夫妻からもお土産をいただき、

お聴きくださった方々から嬉しい感想もいただきました。

「しっかりと上手な歌声ですな」という言葉もあって、人生の大先輩から認めてもらった瞬間♪

最後にまたお礼の言葉をいただきました。

会場を出たロビーではＣＤ販売もさせていただいたので、そこで皆さんがお部屋に戻られる時に握手をしてお見送りさせていただきました。

皆さんが本当に喜んでくださったことが、私の心にとても響き、なんとも感慨深い一日でした。

歌の不思議な力。心の奥に眠る何かが呼び起こされる。それが涙となる。

コンサートをすることの、大きな喜びを、この日、つくづく感じました。

Ｏ夫妻のお知り合いの方も現地スタッフとしてお力添えくださり、夜はそのメンバーで懇親会。

そして、そのメンバーで新たな朗読会も発足されました♪朗読会の名前、どれがいいでしょう？と相談を受け、５，６個ある中で私がいいなと思った名前が皆さんもそう思っていたものと見事に一致。

「ほがらかい」となりました。朗読の朗らかという文字から、朗らかな会、ほがらかい。とてもいい名前です♪

金子みすゞさんの詩もいつもお勉強されていらっしゃるそうで、すごく嬉しくなりました。

こうして、福島３ヶ所でのコンサートは無事終演。

それぞれに、想い出深いものとなり、改めていろいろなことを感じさせていただきました。

現地へ行くと、まだまだ東日本大震災後の心の葛藤は続いていることも実感しますし、きっかけが被災であっても、そこから人間は新しい出会いがあり、そして必ず前へ歩めることも実感します。

だからやっぱり、思います。

人間って、素晴らしい生き物だ。

人生を謳歌するということは、楽しさや喜びの裏に、辛さや悲しみがあることも含めて、その全てが「生きる」ことなんだなと思います。

多くの出遇いから、学ぶことがたくさんある。

これからも、たくさん、たくさん、感じたい。

本当に、有り難うございました！！

やっと、１０月１７日の福島県郡山市で開催していただいた「ちひろトークin郡山」の様子をアップします！最近は、おかげ様で今年一番の忙しい時期を過ごしているので、ずっとブログの写真選びが出来ませんでした～(*_*)

さて、その郡山でのトークショーですが、復興応援コンサートのご縁から、郡山市の実行委員会の方々が企画してくださり、前日の川俣町のコンサートが決定してすぐに、スケジュールを合わせてくださいました。本当に嬉しかったです。

準備も皆さんのアイデア集結してのステージづくり。

そして開演。会場には、これまでの復興応援コンサートで出会った方々もたくさん来てくださって、またご友人などを連れて、そして初めての方々も多く、その広がりもとても嬉しい。

後援してくださった郡山市社会福祉協議会様からもご挨拶いただき、これまでの絆を感じるお言葉の数々でした。

５年３５ヶ所のコンサートの思い出、そこからの学び。いろんなことをお話させていただきました。「桜咲くまち」のメロディが浮かんだ瞬間の裏話も♪

トーク８０分の中では、３曲歌を披露。やっぱり、福島を想い作った「桜咲くまち」は最初に。

これもかかせません♪

「メッセージ」も。

そして、質問コーナーでは、たくさんのご質問をいただき、「本名を教えてください」という質問も(笑)この日の司会は、みすゞさんの本名と同じテルさんの司会。過去のブログ（2012年6月27日のブログ）を遡ると、桃見台公民館でのコンサートでテルさんも来てくださっていること、載せています(*^^)v

「また来年も来てくれますか？」の質問に、「呼んでいただけるのであれば、必ず来ます！」と言っちゃいましたので、またの再会を楽しみにしてしまいます(*^_^*)

企画の立役者であり、これまでにも何回もコンサートにお越しいただいている容子さんもご挨拶してくださいました。有難いご縁が、心に染みます。

たくさんのプレゼントを！９０歳を超えた方からも、「あなたの歌声が大好き！」というメッセージ付きで。感激でした！

そしてファンのお一人、通称番長さんのジャケットにサインをすることに！

記念撮影までしています(笑)もう、アットホームそのものヽ(^o^)丿

こうして終演し、ＣＤ販売サイン会もさせていただきました。皆さんとの再会の握手、涙、そして新たな出会い。嬉しい嬉しいひとときでした。

そして、無事に終わり、関係者の方々と記念撮影。

しばらく終わりません(笑)

本当に、嬉しい一日でした。

この日、仕事で来れなかった、これまでいつも司会をしてくださっていた宗方和子さんも、本番前数分の合間を縫って、駆けつけてくださいました。

皆さんとのご縁の広がりが、こんなに有難い年月を重ねる事が出来るなんて、本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。

たくさんの、心の財産をいただきます。

有り難うございます。。。

１０月１６日は、約半年ぶりに福島県へ。今回は福島県は川俣町の飯坂地区自治会の創立２０周年記念事業でコンサートをということで、お招きいただきました♪

地元飯坂小学校６年生の主張発表もありました。

「金子みすゞの心とともに」と題して９０分。

川俣町は「東洋一のシルク」と言われた町としても有名。そのシルクのスカーフもいただきました！

川俣町の方々のみならず、郡山市の方々も聴きに来てくださって、各地からの再会のお顔に、とても感激したサイン会のひとときでした。

実行委員会の皆さまとの記念撮影。

川俣町の皆さまにとても喜んでいただき、嬉しいご縁となりました。前日には絹織物の展示がされているおりもの館へもご案内いただき、そこにＮＨＫ大河ドラマ「八重の桜」で着られていた実際の絹織物の衣装も展示されていて、とっても素敵でした。

今回の福島は３ヶ所でのコンサート。まず初日のいいスタートが切れ、ホッと一安心。

川俣町から郡山市へ移動。やまびこ新幹線の乗り心地よく、気分上々＼(^o^)／

遡りますが１０月１４日は、広島市の広島県民文化センターのホールで開催された「禅をきく会」にて、１時間のちひろ人権コンサート「金子みすゞの心とともに」をさせていただきました。

最初に椅子坐禅が行われ、会場も落ち着いたあと、テレビでもお馴染みの千葉公慈老師のご講演。

そしてちひろコンサート。

このアングルもいいですね♪

お礼のお言葉では、「いつもはカープが一番好きですが、今日はちひろが一番です」と！会場からも大きな笑いと拍手＼(^o^)／

私が８月３０日にマツダスタジアムで国歌斉唱させていただいたことも大いに盛り上がりました♪

曹洞宗主催の催しで、関係者皆様がやはりご挨拶などのお辞儀の時に手を合わせて丁寧にお辞儀される。私の心もとても引き締まります。

この日も、とても嬉しい、有難いご縁でした。

連休の前日７日は、山口市の阿東、篠生地区の敬老会にて６０分のコンサートのご縁をいただきました。

来賓の方々のご挨拶もあり、その後にコンサートです。

一緒に童謡のメドレーを歌いました。大きな歌声です！

「私と小鳥と鈴と」も一緒に朗読、そして手話。

アンコールもいただいて、そしてお礼にと阿東のリンゴや梨をたくさんいただきました！

その後もたくさんの催し。地元の小学生の歌もかわいい。

カラオケ大会ではこんな役者も(笑)

コーラスグループの合唱や、ダンスなど、皆さんいろいろ楽しまれて、とてもいい雰囲気でした。

最後まで私も会場にいたので、閉会の時にはまたまたお礼を言われて(#^.^#)

「よぉ最後まで残ってくださったのぉ・・・」と涙ぐんで握手してくださるおじいちゃんも。

記念写真撮影会もあり、皆さんとの交流はとても和やかでした。

いつまでもお元気で・・・♪

９月３０日は、山口県萩市の白水小学校で歌わせていただきました。

午前中にリハーサル、そして昼食は学校の給食をいただきました♪

ちょっとピンボケですみません(笑)とてもヘルシーな野菜たっぷりの献立。

人権教育参観日の授業参観の後に開催の、人権コンサート「金子みすゞの心・マザーテレサのメッセージ」と題して。

最初に校長先生のご挨拶。校長先生とは以前別の小学校校長でいらっしゃった時にもコンサートをさせていただき、今回は嬉しい再会。

手話通訳の方もおられたので、「ふるさと」や「君をのせて」なども手話で歌うことに挑戦してくれた児童もたくさん！「私と小鳥と鈴と」もバッチリでした♪

花束と、アンコールをいただいて「トゥモロー」を。

退場の時には大きな拍手とともに「ブラボー」の声まで！嬉しかったです＼(^o^)／

この白水小学校の玄関には、

竹が・・・天井は吹き抜け。なので吹雪の日は廊下は大変なことに！

珍しいので、思わず帰り際に見入ってしまい、記念に１枚(笑)

下校する児童たちとちょうどばったり廊下で会った時には、握手をすることが出来て、「この手一生洗わない！」とはしゃいで帰って行く姿が、とっても可愛らしい♪

子供たちの毎日はたくさん新しいことがあって、いろんなことを覚えて忘れての繰り返し。でも、その中でこのコンサートの何かが、心に残ってくれるといいな。

この日も、とても有難いご縁の一日でした。

有り難うございました！