4月17日は、福島県田村市常葉町での復興応援コンサート。田村市では3回目のコンサートでした。
田村市では2回のご縁でしたが、その中でも地域としてのいろいろな苦悩を知りました。東日本大震災の全国ニュースなどでは、田村市の名前はほとんど聞きません。全町避難の地域の名前がよくあがります。けれど、田村市のように、一部の地域が避難地域であったりすると、市の中でのバランスもとても難しいのです。そんな中で、行政の方々は懸命に「市民を一つに」という思いでお仕事されています。
コンサートのひとときに、いろんな立場の方々が歌で心を分かち合えること。
この日も、いろんな想いを受け止めました。
人間の心は、些細なことでも打ちのめされる。けれど、小さな灯はやがて大きな明るい希望に繋がることも確かです。
思いやり、助け合い、相手の立場に立って考える。こういった言葉は在り来たりな言葉です。けれど、これがどれだけ大切で、原点の言葉か・・・。
それを、改めて心に刻むこの日でした。