４月１６日（土）は、郡山市内にある仮設住宅の「おだがいさまセンター」にて、復興応援コンサート。ここでは５回目となり、最初の復興応援コンサートがここからスタートしました。

この仮設住宅は、全町避難地域の富岡町や、川内村や双葉町などから避難されている方々がおられますが、今は半数以上の方々が仮設住宅を出られ、集合住宅や新居へ移られています。

この日、仮設住宅を出られた方々や、郡山市民の方々も来てくださり、いろいろな立場の皆さんが一緒になって、歌い、踊りました。

この日も宗方和子さんの司会でスタート

開演

皆さんと童謡のメドレーを歌いました

富岡町のフラチームの方々の踊りと共演の「桜咲くまち」

大きな拍手！！

明るいほうへ～～！

富岡町の方々からの花束。胸が熱くなります。

毎年来てくださって、、、５年来てくれてありがとうとおっしゃってくださり、涙がにじみました。

退場される皆様と握手握手です・・・

この日は特に、ご来場の方々から「５年続けてくださってありがとうございました」「さみしくなるわ・・・、また会いたい」そんなお言葉をたくさんいただき、これまでの５回のコンサートが心の中で熱く甦ります。

後日の整理券が要るコンサートにも行くという方々もたくさんおられて、最後の復興応援コンサートをもう一度と、そんな気持ちが強く伝わってきました・・・。

被災地として前へ進んでいる一方で、いろんな問題、人間関係、考え方、心の在り方、、、それに苦しむ状況がたくさん出てきています。その想いが少しでも和らぐ空間、それがコンサート会場の役割でした。

「また、福島に来る機会があります。機会が合う時に、またコンサートをします！ぜひ、またお会いしましょう！」と、お別れの握手。

私にとって、かけがえのないご縁です。

終演後、会場のレイアウトも元どおりに戻った最後は、スタッフの皆さんとお茶会。いろいろな現状の話なども伺いました。

熊本・大分の地震のこともあり、福島の方々の意識が「いつまでも被災地じゃない。これからは私たちが恩返しする番だ」と、そんな力強い言葉が飛び交う。

どこまで私たちは試されているんだろうか。そう思うと涙が溢れてくるけれど、

人間は必ず前に歩んでいける。一人じゃないから歩んでいける。

そう確信もした、この日でした。