8月8日は、山口県の周防大島町、沖家室島へ。
これまでにも沖家室島開島400年記念の時などいろいろな節目の時にコンサートをさせていただいておりましたが、5年ぶりにまたコンサートのご縁をいただきました。
沖家室島は、現在島民は約140人の小さな島です。
瀬戸内海に浮かぶこの沖家室島は、ハワイへ多く移民を送り出した歴史があり、今もハワイ在住の方々との交流は盛んです。この度、沖家室の歴史を後世に伝える情報源の人が集う場をということで、島にある木造2階建ての古民家、迎賓施設「郡山荘」が、新たに「かむろシーサイドミュージアム」としてオープンしました。
この記念行事として、8日、泊清寺本堂でフォーラムとコンサートを開催。
泊清寺ご住職、新山先生が沖家室島の維持管理の中心となって力を注がれています。
記念行事終了後は、本堂で懇親会。
多くの島在住&出身者の方々との交流は、とても楽しいひとときでした。
フォーラムでお話された先生方とも、いろんなお話をさせていただき、またぜひ関西の方でもお会いしましょうと、嬉しいご縁をいただきました。
島に住む人々、島に生まれた人々が思う故郷への思いは、とても特別なものがあります。時々訪れる者にとっては、のどかでいい場所、という癒される空間に感じる島も、現実は厳しいものがある。その厳しさと常に向き合い、歴史を語り継ぎ、後世に伝える活動は、とても熱いものがあります。
私はその島の方々の想いが、とても好きで、人としての原点を感じます。
本当に、充実した一日でした。有り難うございました!
いのちなきものから
いのちあるものへ
いのちあるものから
いのちつぐものへ
受け継がれしふるさと
わたしの島
(「沖家室ふるさとーわたしの島ー」より)