5月17日は、埼玉県の和光市立第三小学校の開校57周年記念行事として、和光市民文化センター(サンアゼリア大ホール)にて「ふれあいコンサート」をさせていただきました。
この日のご縁は、遡ること2014年、全国国公立幼稚園の大会が山口県で開催された時に歌ったことから、参加されていた校長先生(幼稚園と小学校の兼任)がぜひ呼びたいと言ってくださって、まずはその翌年に当時の赴任先・上尾市立平方小学校に、そして今回、現在の赴任先・和光市立第三小学校の開校記念行事に呼んでくださいました。
ずっと繋がっているご縁に、喜びを感じながら開演。
ホールに全校児童と保護者地域の方々が大集合!
児童の皆さん、ノリも良くて♪手拍子もいい感じヽ(^o^)丿
もう最近は、金子みすゞさんの詩は教科書に載っているので、高学年の児童の皆さんは知っている詩人です。歌い続けて14年の間に、その環境はずいぶん変わりました。
童謡「ふるさと」はみんなの歌声もホールに響き、「君をのせて」も自然に一緒に歌ってくれて。
そして「私と小鳥と鈴と」も手話でみんなでみすゞさんの心を感じ合いました。
6年生でしょうか、最初から手話をしている数人の姿が見えて、こちらが感動です♪
授業より長い60分のコンサートでしたが、最後まで、それぞれの感じ方で素直に聴いてくれているのがとても伝わってきました。
最後は、児童代表の男の子がお礼の言葉、女の子が花束を渡してくれました。残念ながらその写真が撮れなかったのですが、とてもしっかりと自分の言葉で伝えてくれた姿が心に残っています♪
ホテルのお部屋で撮ったお花の写真です♪
今回、山梨県からも聴きに来てくださったお客様がおられ、その方からもお花をいただき感激!
終演後、ロビーでは一般の方を対象にCD販売サイン会をさせていただいたのですが、児童の皆さんが学校へ帰るのを見送ることができ、私とハイタッチをしたりしながら、嬉しそうに元気に、そして恥ずかしそうにする児童もいたりして、とても可愛いみんなでした(*^_^*)
「ラジオって聴けるの?」とか「ちひろさんは石ころの顔見たことあるの?」などなど、質問もたくさんしてきてくれました。私にハグしてくれた女の子も♪
それぞれの年齢でそれぞれの心で、等身大の感じ方でコンサートを味わってくれたことが、何より嬉しいです。
小学生の時の記憶は、大人になって忘れてしまうものもたくさん。
でも、心のどこかの記憶に、この日のコンサートで感じた何かが残ってくれたら・・・いいな。
校長先生とは、前日の夜と当日の昼のお食事をご一緒させていただきました。熱い想いを形にすることは、そう簡単ではありません。でもそれを実践されている校長先生。
赴任先の様々な環境の違いにも、ご自身の信念はブレずに教育を考え、貫いておられる。
まさに、マザーテレサさんが大切にされていた言葉、その姿が重なります。
とても嬉しい再会、そして貴重なご縁を、有り難うございました!!