３月１１日、私は山口県岩国市由宇町の山口県ふれあいパークで開催された、２０周年記念行事にて、コンサートのご縁をいただきました。

ふれあいパークからの眺めはとても素晴らしい景色でした。

金子みすゞさんの詩を中心にお届する中、やはりこの日3.11の東日本大震災から６年の日。

私が震災の翌年から５年３５回行ってきた東日本大震災復興応援コンサートからの学び、出会いについてもじっくりお話させていただきました。

前日に福島県郡山市のKOCOラジに電話出演させていただいた中で、パーソナリティの宗方さんが「たくさんのこれまでの支援へのお礼をぜひ代わりにお伝えいただきたい」とのメッセージだったので、ご来場の皆様にもそのお話をさせていただきました。

そしてみんなで「ふるさと」を歌いました。

金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」を手話で歌い、みすゞさんの詩の心が改めて私たちに大切な気づきをくださること、分かち合いました。

復興応援コンサートでずっとテーマにしてきた「明るいほうへ」のみすゞさんの歌。この日、大震災が起こったその時間、この歌を歌っていました。明るいほうへ、明るいほうへ、復興が進むことを願うばかりです。

最後の曲「メッセージ」を歌い終わった後には、お礼の花束を、これまでに数ヶ所の学校でコンサートのご縁をいただいた河野校長先生が渡してくださり、とても嬉しいサプライズ。

そしてアンコール曲として「マイウェイ」

９０分のコンサート、無事終演。

そして、ロビーではＣＤ販売サイン会もさせていただき、これまでにもコンサートに来て下さった方々との再会も多く、とても嬉しいひとときでした。

３月１１日は、これからもずっと、日本人にとって大きな一日になっていくのだと思います。

私自身も、この悲しみから学んだことを決して忘れず、そして今も復興は道半ばということも忘れず、ご縁をいただいた被災地の方々との交流はずっとずっと続けていきたいと思います。

その想いを自分の中で再確認出来た日にもなりました。

ご来場の皆様、そして主催関係者の皆様、有り難うございました！