3月4日、5日の二日間は、長門市で金子みすゞさんのファンが全国から集まる交流会が行われました。私も毎年、このイベントには自分のコンサートが入らない限り、必ず参加しています♪
大谷山荘での懇親会では、金子みすゞさんの一人娘の上村ふさえさんが90歳になられた御祝、いつもお元気に毎年この会場に来てくださる、みすゞさんの命を繋いでくださったそのお礼の気持ちから、感謝状と記念品が長門市長様から贈られました。
矢崎節夫先生のご挨拶では、昨年アメリカで出版されたみすゞさんの絵本のご紹介、そして翌日トークショーをされる、みすゞさんの詩集の装丁でも有名な画家・高畠純さんもご紹介され、楽しいお話。
そして、JULA出版局の方による「南京玉」の朗読、
ふさえさんが以前綴られたお母さんへの想いなどを語られ、スタートからとても深い内容の展開で涙が滲みました。
そして、なんと乾杯の発声には、福島県から来てくださったOご夫妻が指名され、ステージへ。
「ちひろ復興応援コンサート」から金子みすゞさんの詩に出合い、長門に来られ、そして地元福島県で朗読の会を立ち上げられた。そのこともお話されました。
私との縁からこの日まで繋がって、とてもとても感激の瞬間でした。
100人が集う会場では、毎年来られている方々との嬉しい再会、新しい出会い、本当に楽しい時間があっという間に過ぎました。
そして後半は私のステージ。
矢崎先生の作品から「だんごむし」も初披露!
みんなで手話しながらの「私と小鳥と鈴と」
金子みすゞ関係者がズラズラズラリなので、いつものステージとはまた違う緊張感なのです(笑)
この日もふさえさんといろいろお話し、先日のNHKラジオの放送がとても嬉しかったと手を握りながらおっしゃって。嬉しかった・・・。
翌日の朝は、みすゞさんの菩提寺・遍照寺での「みすゞ忌」が行われ、午後は長門市立図書館のホールで「みすゞトーク」が開かれました。矢崎先生、高畠先生、そしてみすゞさんの肖像画や列車のデザインも手掛けられ、お二人と40年来の大親友・尾崎眞吾先生も加わっての、ざっくばらんなお話もあり、真剣なクリエイタートークもありの、とっても有意義なトークショーでした!
ふさえさんのお元気なお姿に安心するみすゞファンの私たち。
また、この大好きな輪の皆さんと嬉しい笑顔でお目にかかれるように、頑張ろうと思います\(^o^)/
みすゞさん、ありがとう。