熊本県、大分県での地震によって、多くの命が奪われてしまいました。心の痛みは大きくなるばかりですが、負傷された方々、ご家族や関係者の皆様に、心からお見舞いを申し上げます。
そんな中で、今私は、福島県で東日本大震災復興応援コンサートをさせていただいております。
この状況の中で、このコンサートを続けても大丈夫だろうか、悩む気持ちもありました。私の知人も熊本大分におり、心の不安もありましたが、「今回の復興応援コンサートを福島の被災者の方々は心待ちにしていた」「震度6や7という数字を聞くと、動揺する。だからこそ、今コンサートのひとときが大切だと感じています」というお言葉を受けて、連日続けています。
中には、逆に山口近県での地震だからと、私の心が大丈夫かと心配してくださるほどでした。
昨日の会場では、受付で熊本地震災害募金の箱も置かれました。
現地では避難所が足りない、物資が届かない、様々な問題が伝えられ、私たちに届くニュースだけでも大変な状況だと分かります。実際は、伝えられている以上の大変な状況も多々あると察します。ボランティアはまだ受け入れられない緊迫した現状というのも、その深刻さがわかります。
どうか、避難されている方々の状況が、少しずつでも安心できる方向へ進みますように。
そして、自分たちが何か役に立てる動きが起こせる時に、いろんな形を通して、支援、応援できますように。