まず今回の復興応援コンサートの初日は、福島県いわき市の知的障害者福祉施設、東洋学園様へ。
東洋学園は元々富岡町の施設ですが、いわき市の現在の場所に仮設施設が建ち、避難生活を送っていらっしゃいます。震災後、何ヶ所も転々とされ、中々落ち着かない日々が続いている現状です。
セッティング完了！巨大ポスターも横断幕のタイトルも、郡山市のチームＫスタッフのご厚意により作っていただいたものです。
壁の花飾りや輪っかは、施設の皆さんが手作りでご準備くださいました♪ポスターと色合いがぴったり！
登場シーン。皆さんが「ちひろ」と書いた団扇やプラカードを振り振り、歓迎してくださいました！
質問にも積極的に答えが飛び交い、一時混線状態も（笑）。とっても楽しい皆さんとの交流♪
握手もいっぱいしました☆「このみち」を歌っている時だったと思うのですが、隣同志の男の子が手を繋いで聴いてくれていました。とっても嬉しい光景でした。「このみちをゆこうよ」というみすゞさんの気持ちに、素直に導かれているように見えました。
最後は花束と・・・
私も大好きな、福島の名物のお菓子「ままどおる」をいただきました♪
みんなで客席で記念写真も撮りました。皆さんのお顔は載せられないので、ご想像におまかせ・・・。
終演後、控室に団扇へのサインを求めに来てくれました♪私とマネージャーとチームＫスタッフお二人みんなに握手を求めてくれて、なんだか嬉しいひとときでした。スタッフもいてこそのコンサート、ということも伝わっているんですね。
今回のご縁を繋いでくださった、富岡町社会福祉協議会・生活復興支援「おだがいさまセンター」のＹさんが、司会もしてくださった上に、終演後のティータイムのケーキもご用意くださって。このひとときが実はとても大事に感じるんです。いろんな現状をじっくり聴くことが出来る貴重な時です。
震災直後の避難場所でのエピソードをお聞きしました。
この施設入所者の皆さんも、当然避難所では一般の方々と一緒です。でも皆さんとても落ち着かない、不安でいっぱいです。そんな時、職員さんが、前に後ろに足元にしがみつく皆さんを必死に抱きかかえずっとずっと立ちっぱなしだったと。
そして周りの方々に迷惑がかかってしまうということで、一つの場所に長く居られず、転々としなくてはならなかったと。
Ｙさんが話してくださったそのお話に、涙なしでは聞けませんでした。
想像出来ない現実が、たくさんたくさんあるんです。
いろんなお話をお聞きして、ゆっくりさせていただいて、さあ帰ろうと玄関先へ行くと、コンサートを聴いてくださった皆さんが、お見送りしてくださいました！
また握手をして、また会いましょう～と笑顔でさよならを。
車に乗って門の所まで移動すると、まだずっと見送ってくださっていました。感激でした・・・。
「さようなら～！またね～～！さようなら～～！！」
手を振る入所者の皆さん、そして日々その方々を懸命に支えている職員の皆さんの笑顔が、とても心に残るものでした。
こうして初日を終えて、やっぱりまだまだ行くべきところはたくさんあるんだと、思い知らされました。
桜が満開の福島。
とてもせつなくも、美しい。
初日から、いろんなことを想う、スタートでした。
朝一番にこのブログを拝見させて頂き、私も、今日一日をしっかり頑張ろうと思いました！
会場の楽しく温かな雰囲気が伝わってくるお写真を見ながら、私も皆さまの一番後ろの席で、コンサートにご一緒させて頂いたような気持ちです。
ワクワクするような嬉しさで、お写真を拝見させて頂きました！
そして、震災からこれまで東洋学園の皆さまが過ごされてきた時間の中にあった現実を、遠く離れた場所に住む私は、本当に何も分かっていないのだと…ちひろさんの文章を読みながら、改めて考えさせられております。
桜が満開とのことで、何だかそれも嬉しいです♪
どうぞ、くれぐれもお風邪など引かれませんようにお気を付けてくださいませ。
純子さんへ
今日のココラジへのメッセージもありがとうございました！
スタジオのみんな、目が滲みました。
毎年毎年、やっぱりいろんな気づきをいただくものです。
知れば知るほど、自分が知らなかったことを思い知らされますね・・・。
それは何事も同じですね。
今、郡山市内やあちらこちらは、満開です。
やっぱり福島は、いろんな場所に桜が咲いているので、景色がとっても綺麗で、
この桜の時期は本当に素晴らしい福島の息吹を感じます。
日頃十分にお花見が出来ていなかった自分にとって、
この福島滞在中は、桜に心癒されています。
明日は、いわき市の仮設住宅でコンサート。
頑張ってきますね！！