毎年来賓として参列させていたいだている、山口市の野田学園幼稚園の卒園式。
今年も、卒園児退場の歌として、金子みすゞさんの詩「明るいほうへ」を歌わせていただきました♬
嬉しいことに、恒例になってきているというお声もいただき、園児からは「卒園式の歌」として覚えてもらっているとか。
「今年はわが子のために歌ってもらえる」という保護者の声もあるらしく、嬉しい限りです☆
野田学園幼稚園には、「みすゞさんのお部屋」という場所があります。みすゞさんの詩を学ぶ幼稚園は全国各地に増えてきていますが、野田学園幼稚園でもとても深く心を伝えていらっしゃいます。
今日、とても感動したのは、園長先生のお話の最後でした。
お話が終わったと思った時、「実はこれを言うかどうか迷いましたが」と、最後にお話されたのは、親しみを込めた会話口調のお話でした。
「ドラえもんのように、いつも側にいることは出来ないけど、みんなのことはいつも見守ってるよ。」
「いつでも野田幼稚園に遊びに来てね、待ってるよ」
と。それは、いつも子供たちの目線で会話されていた園長先生の、温かな、純粋な、お言葉でした。
会場は涙溢れる方々でいっぱいでした。私も言うまでもありません。歌が待っているので、涙が流れないように、目をいっぱいに開けました(笑)。
「明るいほうへ」旅立つ園児たち。
歌っている私の目の前を退場していく園児たち。目があっても、手を振りたくてもちょっと我慢してちょっとはにかみながら会場を後にしていました。
号泣しちゃいながらの園児もいました。かわいいです・・・
今年も、温かな式典でした。
ぽかぽか陽気の式典日和の今日。
私もとても嬉しい気持ちを分けていただいた、慶びの一日でした。
有り難うございました♬