５年弱続いた空いろ合唱団。

実は、昨年いっぱいをもって、一度閉じることになりました。

団員のみんなは、とても寂しがってくれたのですが、受験を迎える子や卒業する子どもも増えてくることなど、いろんな事情が重なって、そのように決断することとなりました。

１２月の下旬に最後の練習＆お楽しみ会の予定でしたが、大雪のため延期となって、先日７日がその日となりました。

今まで歌ってきた歌からリクエストを募り、想い出深いものを１０曲くらい歌い、みすゞさんの歌は５曲、あとはジブリ映画の歌や合唱曲として流行っているものなど、とてもいいハーモニーで歌いました。

そして、そのあとはみんなもお菓子などを持ち寄ってのお楽しみ会。

手作りのマドレーヌなどもあって、みんなの気持ちがとても伝わってきました。

空いろ合唱団は、いわゆる受賞などを目的にする団ではなく、それぞれが居心地のいい場所として、歌を歌っていることが楽しい場所としての、言わばコミュニケーションの一つの場としてのものでした。

この日は、すでに退団していったメンバーも、センター試験が１０日後に迫っている受験生までも集まってくれて、東京で音大生として頑張っている初代団長Ｓ君からも、みんなへ東京の名菓が、お母様を通じて贈られました♬

最後には、今流行っているディズニーの歌をみんなで歌い、練習を一度もしていないのにみんなで息ぴったりに歌い、更に締めには、メンバーからの声で「一本締め」という、なんともシブイ、空いろ合唱団らしさ全開で終わりました（笑）。

みんな、一言ずつこれからの思いなどを話していきましたが、先輩たちに刺激をされたのか、みんな「これからはもっとちゃんと勉強を頑張る」と、気合い十分の言葉。これから受験に向かって頑張っていく気持ちが、とても伝わってきました。

私は、「みすゞさんの『みんなちがって、みんないい』は、それぞれが自分らしく生きるメッセージ。社会が世の中がどんなに変わったとしても、自分のこれだけは変わらないというものを大切にしてほしい」と伝えました。

私自身のコンサート活動で移動の日も増え、練習日にどうしても参加できない日も何回かありました。私も、団を閉じることから、今まで以上に自分の活動を頑張ろうと、決意を新たにしているところです。

団員の子供たちと出遇ったことは、私の大きな宝物となりました。

疲れていた日も、空いろ合唱団のみんなに会うと、疲れが飛んでいったことも何度もありました。

空いろ合唱団に関わってくださった皆さま、大変お世話になりました、そして有り難うございました。

またそれぞれが、自分らしさを思いっきり発揮し、輝ける日々へと続きますように、心から願っています！

～このみちのさきには　なにかなにかあろうよ

みんなでみんなでいこうよ　このみちをゆこうよ～