祖父を想う母の著書ちひろブログ

[投稿日] 2014年10月23日 [カテゴリー] その他 コメント (4)

お寺でのコンサートの時には、よくお話させていただいていますが、私の祖父、東昇(ひがしのぼる)は、ウイルス学博士でありながら念仏者と呼ばれていた人物でした。

日本で初めて電子顕微鏡を製作した人物でもあり、天然痘ウイルスの増殖を明らかにしたのをはじめ、日本脳炎ウイルスや風疹ウイルス、オタフクカゼウイルスなどのウイルスに新事実を発見したという、そんな博士でした。

科学者でありながら、念仏者・・・相反するとも想像するその肩書、代名詞。でも、そこに、祖父の人生の真実があります。

そんな祖父は、生前、全国各地で講演をさせていただいており、その記憶を残して下さっている方々と巡り合うことも今、少なくありません。もう40年以上も前のことなのにです。。。感激します。

そんな多くの出遇いをいただいた祖父の、その人生を、実はこの度、私の母が一冊の本に綴りました。

「お念仏とともに 父・東昇を想う」です。

higashinoboru

今月、10月26日、祖父の命日に出版されます。

その日は、私は広島県大竹市の善福寺様でコンサートです。初めてこの本も販売させていただきます。

改めて、私も初めて知る生前の祖父の姿があったり、人のご縁の不思議を感じたり、そして私の今の音楽活動への思いもより一層強くなる1冊にも感じます。

ご興味をもっていただけたら、有難いです♪

26日以降、ホームページやアマゾンでも随時販売出来るようになるかと思います。

どうぞ、よろしくお願い致します♬

祖父を想う母の著書 への4件のコメント

  1. 原田洋子 より:

    このたびはお母さまのご著書のご出版おめでとうございます。1冊購入したいと思っています。アマゾン扱いで購入させていただきます。

  2. ちひろ より:

    原田洋子さま
    ありがとうございます!アマゾンさんのアップは、26日よりずれ込むかもしれませんが、ぜひよろしくお願い致します♬

  3. かりな より:

    先日、新下関の書店で「力の限界」(著者 東 昇)という本を購入しました(2001.6.25新装版)。
    只今読書中です!最初この本を手にした時は、170頁ぐらいだからすぐ読めるだろうと思ったんですが、なかなか……どうしてどうして……頭をフル回転させて!頑張っています(笑) 偶然電話の中で、義兄(姉の連れ合い、血液学現在88才奈良在住)が学生時代に「東 昇先生」の講義を何回も受けたと言っていました。とても立派な先生だったと懐かしがっていました。”ちひろ”さんのことを話しましたら、わぁ~そうなんかねと言っていました。お母さんの書かれた本も必ず読みたいと思っています。

  4. ちひろ より:

    かりなさんへ
    ありがとうございます。
    時々、祖父の「力の限界」の内容は難しい、という感想をいただきますが、今回の母の本は、その祖父のこれまでの本に書いていた内容も優しくまとめ、出遇ってきた方々も多く紹介しています。さらに思い出話も加わり、そして祖父から孫、曾孫へと繋がる流れが書いてあるので、購読してくださった方から、すでに「これは読みやすい!」とのご感想をいただいております♪
    私自身、この1冊で祖父の人生がまとまった!と、これからのコンサートにも生かすことができるので、とても嬉しい気持ちです。
    義兄さまが講義を受けておられたなんて。。。またなんて巡り合わせでしょうか。有り難うございます。
    今年は祖父の33回忌ということもあって、なんだか不思議なご縁が広がります。

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