今日は午前中からラジオ収録をし、午後夕方はコンサートの打ち合わせでした。
そのコンサートは、浄土宗の幼稚園の先生方への講演会的なコンサートなのですが、打ち合わせが始まる時、主催事務局(若い僧侶の方々)と私たちコンサートスタッフ全員で、手をあわせ「十念(「南無阿弥陀仏」を十回称える)」をしてから、打ち合わせに入りました。
これは初めてのことでした。今までにも、いろいろな仏教関係の主催でのコンサート、多くさせていただいておりますが、打ち合わせの時にこのようにお念仏を唱えてから始まることはありませんでした。
最初の十念は、「すごい。きちんとされている」という印象で少し驚きもあり、私も合わせて唱えた、というのがその時の心境でした。けれど、打ち合わせが進んで行き、場所もいったん離れ隣りのコンサート会場の下見をし、また話し合いの場所へ戻り、それでは打ち合わせを終わります、と、最後に十念となりましたが、その最後の十念は、不思議と私もスッと素直に手を合わせ、「南無阿弥陀仏」を十回唱えることが出来ました。
そして、その時思いました。「心が落ち着いた。」と。
みすゞさんの詩を歌うご縁から、お寺でのコンサートも数多い中で、私も仏教からの学びにはとても心救われています。お念仏の心も、私なりに少しずつ、私の心の中で大きくなってきていますが、今日はまた、「十念」に始まり「十念」に終わる、その時間がなんとも有難い時間に感じました。
心穏やかに、そして凛とし、清々しさが残る。
南無阿弥陀仏
***********************




