昨日2日は、山口県長門市通にあります、向岸寺様での「鯨回向」(鯨法会)にて1時間のコンサートをさせていただきました。

法要のことを、浄土宗では回向(えこう)と呼び、浄土真宗では法会(ほうえ)と呼びます。みすゞさんが詩に残したのはお家が浄土真宗でしたので「鯨法会」のほうですが、同じことです。
さて、午前9時から法要は始まり、まず最初は通鯨唄が唄われました。以前この法要にお参りさせていただいた時に、本堂で響く鯨唄に感動した覚えがあります。きらびやかなな本堂の中で、漁師さん達の鯨唄は、他に類を見ない独特のものがあります。
そして、木魚の音が鳴り響く中、1時間半法要は続きます。日本でもここだけという鯨回向。昔は日本の数か所で行われたこの鯨の法要も、今では通だけです。大切に受け継いでいきたい法要ですね。
そして、11時からコンサートでした。「鯨法会」から歌いました。この場所で、この時に、この歌を歌うこと。これ以上の条件はありません。この地に生まれたみすゞさんのお父さま、そしてみすゞさんへの想いも馳せながら歌いました。
そして、今回は、すぐ近くの通小学校の先生や児童の皆様もお参りされ、コンサートを最後まで聴いてくださいました。ご住職様がせっかくの機会なのでということで、小学校へお誘いくださったとのことで、とても嬉しいご縁となりました。

手話を一緒にしながら歌う時は、児童の皆さんの手話をする姿に、おじいちゃんおばあちゃんたちはとても喜ばれました。嬉しい時間でした。
2年前だったかと思うのですが、以前この法要にお参りした時に、偶然お話させていただくことが出来たこのお寺の総代様もおられ、「いやぁ~良かった!またぜひ来てもらいたい」と、嬉しい再会となり、2年前に総代様にお逢いしていなかったら今日の日はなかったかもと思うと、またつくづく、いろいろな偶然な出来事は、有難いご縁だなぁと思うのでした。
私は、みすゞさんの詩を通して、いろいろな宗教の壁を超えてのご縁をいただきます。神道、仏教、キリスト教・・・。日本には様々な宗教が存在しているからこそ、自分自身とても学びが多いです。
たとえば仏教の中でも、いろいろなたくさんの宗派があります。ある一つの最初の言葉、お釈迦様の言葉から、いろいろな教え、解釈へと別れた。どの教えが自分の心に納得し、奥に届き、響くのか。それは皆それぞれに違う。みすゞさんの詩も、一つの詩からいろいろな思いが生まれる。それが当たり前で、それが人間。いろんな思いを分かち合ってこそ、最終的に一つの真実に行きつく。
私は、歌を通して「教え」の学びの道を歩ませていただいているように感じます。
みんなちがって、みんないい。
この言葉は、みすゞさんという大きな大きな宇宙が、小さな私たちをまるごと受け止めてくださっている、そんな気持ちにもなります。それはお釈迦様の存在にも近いような・・・。
日々のご縁、そして出合う物事すべて。有難い。





みんなちがって
みんないい
この言葉、いろんなところで何回も聞くけど
名言ですよね。
みすゞさんがますます
おかげでクローズアップされていますね。
ありがとうございます。
さらに歌声を響かせてください。
ありがとうの森さんへ
そうですね、今だからこそ、みすゞさんの心が必要とされているからこそ、注目されているんだと思いますね。
これからも、みすゞさんの想いを大切に、歌います。