日々、いろんな場所でいろんなスタイルでコンサートをすることで、やはりいろんな感想をいただきます。
私のコンサートは、いわゆる一般的な歌のコンサートスタイルもあれば、講演会形式のトークが多いコンサートもあれば、朗読とのコラボレーションコンサートもあったりと、そして場所もホールもあれば野外もあり、お寺の本堂もあれば学校の体育館もあります。
今日、ある方から事務局にFAXが届きました。そこにはこうありました。
「●月●日、●●●のコンサート会場で澄んだ伸びのある声を聞かせていただきました。そこでお願いがあります。
あなたは「金子みすゞ」さんの詩をコンサートで解釈しないでいいのです。「金子みすゞ」さんの詩はあなたの透きとおった声で歌い、詩を朗読する中であなたの思いを伝えてほしいのです。それだけで聞いた人は感動します。
お願いです、「金子みすゞさんの詩」はコンサートの中で解釈や説明をしないでください。」と。
単刀直入な言葉なので、ショッキングでしたが、人それぞれだなぁと、つくづくいろいろなことを考えました。
その日は講演会の中でのコンサートだったので、トークもそのテーマに沿ってお話も入れての依頼でした。(おかげさまでそのコンサートを聴きましたと、4つの団体から新たにコンサートの依頼を受けました。)
日頃から私は詩の解釈もある程度交えながら歌いますが、この日は特にテーマに沿って詩から学ぶことを多く話してほしい依頼があったので、トークも多めでした。
その方にはそれが不必要だったようです。でも、その解釈があったからこそ詩をより理解できる、その解釈が聞きたいという方もいらっしゃいます。
人がみんな、自分と同じ解釈をしたり、自分と同じ感じ方をするとは限りません。みんな、少しずつ違っているからこそ、人はその違いを分かち合い、学んでいくのだと思います。
そのFAXを送ってくださった方は、私のコンサートに感動してくださったからこそ、より強く望むものがあったのでしょう。そして、その方は言葉が少なくとも、多くを理解できる方なのだと思います。きっと、私の作曲したメロディ、歌声だけで、私の伝えたい気持ちを深く理解してくださる方なのだと思います。
返信不要ということでしたが、私も理解していただきたいことがあったので、これを読まれるかどうかはわかりませんが、ここで書かせていただきました。
人それぞれに、いろんな感じ方をする。同じ状況にいても、いろんな判断をする。だからこそ、人と人のコミュニケーションが大事で、言葉はとても重要です。
1通のFAXから、またいろんなことを考えるちひろなのでありました。
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