一人だけの卒業式ちひろブログ

[投稿日] 2011年03月14日 [カテゴリー] その他 コメント (0)
3月12日。山口県岩国市柱島の柱島中学校で、たった1人の卒業式が行われました。

稲田裕太くん。彼は小学校5年生の時からたった1人の生徒となり、中学一年生のとき転入してきた先輩の女の子のおかげで2人になりましたが、彼女が卒業した一昨年前からまた1人でした。

柱島中学校の河野校長先生が金子みすゞの詩が大好きでおられることから、卒業式では贈る言葉としてみすゞさんの詩を引用される。前回の卒業式では「みんなを好きに」。そして今回は「私と小鳥と鈴と」でした。

前回の卒業式の日、私はすぐ近くの浮島でコンサートがあったため、なんとか時間を合わせて行けないものかと思ったのですが、隣の島でも航路が違い、柱島に行くことが出来なかったので、今回行けることとなり、とても嬉しい気持ちでした。

卒業式の前日に、コンサートのリハーサルをするため島入り。

連絡船から見えてきた柱島小中学校の校舎。高いところにあります。

連絡船から見えてきた柱島小中学校の校舎。高いところにあります。

船から降りると・・・

船から降りると・・・

卒業生の裕太くんと校長先生が嬉しいお出迎えをしてくださいました!

卒業生の裕太くんと校長先生が嬉しいお出迎えをしてくださいました!

そして、一緒に学校まで急激な坂道を車で移動。行けばわかりますが、本当にこの坂道は急な坂というより、急激な坂です(笑)。ぜひ一度ご体験あれ。

そして、リハーサルも順調に終わり、旅館へ。前回文化祭でコンサートをさせていただいた時と同じ旅館に宿泊。おかみさんがとっても喜んでくださって、前回もツーショット写真を撮ったので、今回も撮りましょう~と♪2年経って二人とも少しシワ増えたかな(笑)。でもやっぱり、海の幸たっくさんな夕食はとーっても美味しかったです!

さて、明けて12日。

卒業式。取材もたくさん入っているので、ステージは混雑(笑)。

卒業式。取材もたくさん入っているので、ステージは混雑(笑)。

 

こんな近距離で撮られるのも大変そうです・・・

こんな近距離で撮られるのも大変そうです・・・

 

PTA会長からのご挨拶。裕太くんのおじい様です。

PTA会長からのご挨拶。裕太くんのおじい様です。

PTA会長としても挨拶された中に、「おじいちゃんは嬉しいです」と、おじい様としての言葉を述べられた時、なんだかとても感動しました。卒業式を迎える喜びと、そして島を離れるさみしさが入り混じる、言葉に表すことができない感情だと思います。 

そして、卒業式では欠かせない、在校生挨拶と卒業生挨拶はどうなったかと言うと・・・

隣の端島出身の海広くんが、在校生の変わりに来てくれたのです!

隣の端島出身の海広くんが、在校生の変わりに来てくれたのです!

海広くんの言葉がまたとっても感動的でした。
「以前テレビ番組の取材の中で、裕太くんは僕のことを『友人でもありよきライバルでもあり、そして兄弟でもある』と言ってくれましたが、あの時僕はとても嬉しかったです。1人じゃないんだなと思いました。そして今、僕は同じ気持ちです」と。あとでコンサートをするので涙を流してはまずいと、こらえるのに必死でしたが、二人の温かい友情は本当に素敵でした。(海広くんは端島で1人の小学生でした。今は岩国市内の中学校へ通っています)
裕太くんのしっかりした挨拶。島の方々への感謝の気持ちが溢れていました。

裕太くんのしっかりした挨拶。島の方々への感謝の気持ちが溢れていました。

会場全員で校歌斉唱。校長先生のピアノ伴奏で歌うというのもとても素敵です。

会場全員で校歌斉唱。校長先生のピアノ伴奏で歌うというのもとても素敵です。

そして、卒業生退場の曲は、贈る言葉のテーマでもあった「私と小鳥と鈴と」の私の弾き語りでした。裕太くんへ心を込めて歌いました♪
卒業式が無事終わり、最後のクラス。担任の先生と何を話しているのかな。

卒業式が無事終わり、最後のクラス。担任の先生と何を話しているのかな。

こうして、卒業式が無事に終わり、感動のひとときでした。裕太君の成長した姿、島の方々や駆け付けた卒業生の方々に見守られ、4月からの柳井での新しい高校生活に向かっているんだな、そのように感じました。
さて、休校式はまた別ブログにて。。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です