昨日、広島へ、ある講義を受講しに行きました。
瀬川よしみさんが大和言葉を研究されていますが、その師匠でもある林英臣先生が毎月第3日曜日に開かれている「文明維新塾」です。
いろいろな偉人を深く知る有意義な講義の内容が毎年続いていますが、私は今回2回目の受講でした。1回目はもう1年以上前だったのですが、林先生は覚えていてくださったので嬉しく思いました。
昨日は、佐藤一斎(さとういっさい)についてでした。この方は、儒学者で、44年にわたり記した随想録「言志四録」は、西郷隆盛の愛読書だったそうです。その「言志四録」の内容を学びました。佐藤一斎については、ちょこっとだけ知っていただけだったので、とっても勉強になりました。林先生が、原語をとても分かりやすく説明してくださるので、一つひとつの言葉がストンストンと腑に落ちていきます。
「宇宙と自分が一体であり、宇宙は私の心の中にある」というような箇所は、まさに、また出てきましたが、金子みすゞさんの「蜂と神さま」を思いました。みすゞさんの「蜂と神さま」に通じる言葉、思想は、なんだかいろいろなところでお目見えします。
「己に勝つという行動は、一瞬の一呼吸の間に決まるのだ」という内容も、とってもズキンときます。「よしやろう」とか、「やらない」などを思う瞬間、それはまさに一呼吸の間に決まってしまうこと。一瞬の思いで決まるのかと思うと、実行に移すのは瞬発力なのかーと思ったり。
そして、「魚のような海に住むものは、水を空気のように感じ、水という存在を知らない」というような箇所が、ものすごく心に入ってきたのです。ちょうど講義を受ける2日前くらいに、ふと、「魚って、海の中で泳いでいる時に、わざわざ水を水って感じないよねぇ。人間にとっての空気が、魚にとっての水だもんなー・・・」なんて、考えていた瞬間があったので、この言志四録に同じ内容が載っていたことに、とってもびっくりしたのでした。そこに気づくことは、実はとても意味のあるものだったのだと、嬉しくなったのでした。
「やる気」や「こころざし」、「初心」についてや「言葉」を慎重に使うことなどなど、いろいろな素晴らしい学びが、ずらずらずらりとありました。
この講義が毎月第3日曜日なので、なかなか自分のコンサートの日だったり、そして広島が会場ということもありなかなか行けないのですが、でも、行きたいと強く思った時、そして行ける時というのはやはり、自分にとってとても大切なタイミングなのだなと思いました。
昨日も、心の底から、今日は来るべき日だったんだ、と、実感したのでした。
山口県内でも、こういった深い内容をしっかり教えてくださる一般参加の講義、あるのかな。。。




