この度3回目のご縁をいただいた、光善寺様で開催の「人間講座」の中でのコンサート。
第一部。金子みすゞさんの詩から「月日貝」や「大漁」「さびしいとき」を。
そして、皆さんと一緒に童謡メドレーも歌いました。とても綺麗に大きな歌声が響きました。
そしてご住職様との対談。袈裟のお姿がとっても素敵なご住職様です。
金子みすゞさんの詩から「おかし」を朗読されました。そして、私が歌にしているみすゞさんの詩の感想もおっしゃってくださり、とても嬉しかったお言葉は
「ちひろさんの歌には、優しい歌や明るい中にも、その奥に『かなしみ』を感じる響きがあるように思うんですが、それはどうですか?」と問われました。
その時のお返事としては、「自分が曲にするとき、何か自分の中で苦しかったり悩んでいたり、その思いがある中で曲が浮かんでくる。幸せな気持ちの時には曲は浮かばない。だから、それが表れているのかもしれませんね」とお応えしましたが、ふとその問いを思い出した時、私の中で別の想いも浮かんできました。
自分の心の中に、「この世の中はせつないのだ」という思いがあります。光と陰。全てが光にはなり得ない。そのバランスは、せつないのだと、感じる思いがあります。
自分の底辺にその思いがあるからなのか・・・と後から思いました。なかなか本番で、すぐに自分の日頃の底辺の想いを語るというのは難しいものですが、そういう時にもさっと語られるようになりたいですね。
第二部は歎異抄から2曲「いはんや悪人をや」「ただ念仏して」、そしてみすゞさんの「私と小鳥と鈴と」「明るいほうへ」。
アンコールは「マイウェイ」を♪
とても有難いご縁を今年もいただきました。なんとまた来年もとおっしゃっていただいたので、来年は4回目となります☆
ご門徒の役員の方々もいつも大変よく動かれていて、お寺様の信頼関係をとても感じます。
来年の再会もとても楽しみです。
また、いろんな歌をご用意して、味わっていただきたいです♪
この度も、本当に有難い、ご縁でした。