
さて、先日から1日ずつ大分でのコンサートのエピソードを日記に書いていますが、今日は4日目最終日の中津市立如水小学校でのコンサート。
この如水小学校では、1年前からずっと毎日私の歌う金子みすゞさんの歌を休み時間にかけてくださっているので、伺うのがとっても楽しみでした。
体育館での1時間のコンサートで、近くの如水幼稚園の園児のみんなも来てくれて、6年生には朗読もしてもらいながら、9曲のみすゞさんの詩に触れました。
そのコンサートのあとは、給食時間で、6年生の教室で一緒に給食を食べ、そして掃除のあとに、今度は6年生だけを集めて「交流会」を体育館でするので、私はみんなが掃除をする間、先に体育館に行って、ピアノをポロンポロン弾いていました。
すると、1年生の数人が「あ!ちひろさんまだいた〜!」と、駆け寄ってきたので、一緒にワイワイしたいところですが、掃除時間なので、「みんな、掃除しようねー」などと言っていると、担任の先生がやってきて、
先生「ちひろさん、一つお願いがあるんですけど・・・」
ち「なんでしょう」
先生「もう一度、1年生のみんなに『空いろの花』を歌っていただけませんか?1年生、空いろの花大好きなんですよー」
ち「もちろん、いいですよ」
先生「わぁ!ありがとうございます!じゃあ隣のクラスにも言って来ます。」
ということで、掃除が終わってすぐに、1年生の2クラスがきちっと並んで、また体育館にやってきました。
さっきのコンサートは人権の時間の講演ということだったのでピシっとしていましたが、今度は自由な時間なので、「みんなピアノの周りにおいで〜」と呼んで、1年生がズラリと私の周りを囲みました。そして、ピアノで空いろの花を弾き、歌い始めると、みんなもと〜っても大きな声で一緒に歌い始めました。
歌詞も見事にぜーんぶ覚えています。この4月からしか聴いていない歌なのに、みんなぜーんぶ歌える。すごいなーと感激しながら、かわいい1年生と一緒に歌いました。
仲良しな女の子は、歌詞の中の「見つめーてるー」の繰り返しのところを、手を握って振りながら、お互いの顔を見つめあって「見つめーてるー」と歌っています!なんてかわいいんでしょう!
これが、歌の素晴らしさ!なんて感動しながら、みんなとバイバイし、そして6年生がやってきました。
私がみすゞさんの詩に出合ったときのこと、どうして詩に曲をつけるのか、などなど、いろんなことをお話し、そして質問に答えたりして。
そして、6年生が最後に「私と小鳥と鈴と」を歌うプレゼントをしてくれるというので、「じゃあ、私が伴奏しましょう」と言って、今度は6年生みんながピアノの周りに集まりました。
みんなで「私と小鳥と鈴と」を歌い、もっと歌いたくなったところで、男の子が「だって〜」を歌ってよーと言うので、なんだろうと思っていたら、「こころ」というみすゞさんの詩でした。
「だって」の部分が音が高いところから始まる特徴的なメロディなので、それで覚えていたんですね。みんなで「こころ」も歌って、ついでに「千の風になって」を歌ったりして、ホントに楽しいひとときでした。
中津駅に帰るタクシーに乗ったときも、6年生みんなが校門まで見送りに来てくれて、曲がるまでバイバイしてくれました。
こうして、大分4日間のコンサートツアー?が終わり、帰路に着いたときには充実感でいっぱいでした。
4年前に初めて大分でのご縁をいただき、それから今こうしてたくさんのご縁に広がっている。
みすゞさんから、そして皆さんから、たっくさんの宝物をいただいた気分です。今回出逢ったたくさんの皆さん、お世話してくださった皆さん、関係者の皆さん、本当に、本当に、ありがとうございました!
その翌日に新山口駅でのイベントで歌いましたが、この日はその大分でいただいた幸せな心を、ステージから客席の皆さんへ届くように歌いました。
また、明日からは1泊2日で広島県は福山市で歌ってきます。またかなみちゃんと、そしてラジオで一緒の瀬川よしみさんと3人のステージです。地元の合唱などをされている団体もたっくさん出演されるので、音楽を通してまた、心の交流ができればと思います。




